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啓介は兄の元を離れて、どんどん活躍の場を広げてゆくのだろうけれど、
アニキはどうなの?と考えると真逆かな?と。
涼介が一番華やいで、活躍していたのはDまでで。
カリスマとまで言われて、プロへの誘いも断って、それらを捨てて別の道に
進むのが周りからすると、とてももったいなくてじれったいだろう、と。
だって、明らかに涼介の方がうまいんだもの(啓介ごめん)。
そしてそれを一番実感してるのは啓介で。
尊敬しているだけに、「何で」と思う。
けど啓介がプロのドライバーになっても「アニキのかわりに云々」とは絶対思って欲しくないな。
『別の道を進む』と決めたのだから、その道をお互いに認め、歩いていって欲しい。
うちの啓介の場合は「アニキが医者になるの反対」して(やんちゃして)いたので、
涼介が医者の道へ進むことを「認めて」もらえたことや、
その意思は昔からかわらずにあったけれど、黙っていて啓介を傷つけてしまったこと・・・
それらを「許して」もらえたのだと、今頃アニキは安堵したり。
いや、啓介の中では大分前にそのことは理解していたけれど、納得できていなくて
「アニキは医者になる」と口に出してはいなかったんだね、きっと(誰に言ってる・・・)
なのでアニキ、あんな顔ですが「医者の不養生」とか言われて嬉しかったりしていますよ(笑)
そして引っ越し前夜、二人でゆっくり話したいな、一緒にいたいなと思って「月」を口実に涼介に話しかけたのは
おにいちゃんまるっとお見通しでした。
あ、「みちゆらり」とは南国方言で「散歩」とか「寄り道」みたいな意味です。
[08/11/15/甲乃]
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